女川・ホヤの旅③ーホヤを調理してみた

 




※過去ブログからの移転

ホヤを求めて宮城県女川町に出掛けたのです。

当然、新鮮なホヤ買いましたよ♪

実際購入したのは、前回ブログで書いた『石ノ森萬画館』から川を挟んで、石巻市にあるスーパー?物産店?でした。
残念ながら、お店の名前は見てきませんでした。
http://fanblogs.jp/rlclfushiki/archive/29/0

採れたての女川産の物で、1個80円。

手の平より大きく、鮮やかな赤色でぷっくりと丸く膨らんでいます。
自宅近くのスーパーでもたまに売っていますが、少し鮮度が落ちるのかしぼんでいて、やや茶色味掛かっています。

値段は1個300円位かな?

やはり産地で買うのでは鮮度が違うな、というのが感想です

さて調理です
下処理は意外に簡単です

①身を取り出す
まず、上部にある2か所のトンガリ、入水孔と出水孔の付近を包丁で切ります。
切る時は中の水が噴き出るの注意です。
かなり勢いよくピューッと出ます(笑)
この水も好きな人は飲んだりします。
私は味噌汁に入れました。
磯の香りがしてなかなかです。

トンガリを切り落としたら、次に片側の殻を縦に切ります。
殻と身の間に指を入れてクルンと一周してから引っ張ると身が取れます。

②内臓を取る
取り出した身を縦に2つに切り、茶色部分やヒラヒラした部分を取り除きます。
身に付いた茶色の丸いものはそのままでも取ってもいいです。
食べるのは外側の黄色い部分です。

以上が下処理です。
意外に簡単♪

あとは食べやすい大きさに切ります。

●お刺身

イカみたいに縦に細く切ると食べやすいです。

●バター焼き

これは生ものや魚介類が苦手な方にもおススメです。
ホタテ・アサリ等の貝類のバター焼きより臭みが無く、甘さを感じられます。
プリプリの食感もたまりません

フライパンにバターを溶かして軽く焼くだけです。
味付けは胡椒と香り付け程度のお醤油です。
ホヤ自体に塩気があるので、味付けは薄くします。

●蒸しホヤ

トンガリを取ったら殻ごと縦に切ります。
そのまま蒸し器へ
お酒を振って10分程度蒸します。
タラバガニのような磯の香りがします。
お刺身とは違った弾力のある食感と甘さが味わえます。

ホヤは5つ味覚、甘味・塩味・酸味・苦味・旨味を一度に味わえ、ミネラルも豊富で栄養価も高い珍しい食べ物です。
口に残る後味が独特で何とも不思議な味です。
癖になります。

食べた後に水を飲むと、なぜか水が甘く感じます(笑)

見た目がグロテスクなので、躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、ぜひこの味を共有したいな、と思います。

他にもお土産で変わったものを買いました。

・ホヤ卵

・燻りホヤ

・ホヤの塩辛

どれも想像つかず、今から楽しみです♪