今世の中はコロナで不要不急の外出は控え目ムード…
これからお花見シーズンだというのに
ちょっと前に以前から行きたかった、伊勢神宮に行って参りました。
時間もお金も無いので、夜行バスで行って1日巡ってその日の内に夜行バスに飛び乗るという強行スケジュール(笑)
まずは東京駅鍛冶橋駐車場へ。
多くの夜行バスが発着しています。
待合室は人でごった返し、15分置き位に何台ものバスが発着します。
夜行バスって結構利用する人多いのですね。
でも若い人がほとんどですね。
予約したバスに乗り込み、伊勢神宮近くの宇治山田駅へ向かいます。
座席はもっとゆったりしているかと思いましたが、そうでもないのね
フツーの観光バスと同じです。
宇治山田駅には8時10分着。
まあまあしっかり眠れました。
お参り前に朝食をと、伊勢神宮外宮に行く途中にいい店発見!
鮑、牡蠣、伊勢海老とか高級なお土産を扱っているお店の2階がお粥屋さんになっていました。
『御饌の粥』です。
御饌(ミケ)とは神様に捧げる食事のことだそうです。
私が選んだのはお粥だけのもの。
もっと良いのは煮鮑やサザエ、鯛などが乗ります。
朝粥を食べてまずは外宮へ。
朝早くとあって人も少なく、清々しい気分の中お参りしました。
伊勢神宮外宮は『豊受大神宮』とも呼ばれます。
こちらは衣食住の神様、『豊受大神』(トヨウケノオカミ)を祀っています。
この神様は天照大御神のお食事担当の神様だそうです。
女性の神様で稲作をもたらしました。
大切ですよね衣食住。
生活の基本です。
日本は比較的豊かな国だと思います。
(↑何と比較するかにもよりますが)
こちらの神様が日々尽力しているからなのでしょう。
ありがとうございます
次に同じ場所にある『せんぐう館』へ。
伊勢神宮の式年遷宮や歴史的なものが展示してあります。
写真は『せんぐう館』から撮った『勾玉池』
続いて内宮に向かうことに。
ここで通常ならバスで移動するようですが、案内図を見て近いと判断。
これが後になって後悔することに…
途中の『神宮徴古館』や『神宮美術館』にもよりたいと思っていたので、散歩がてら歩き始めました。
しかし、歩けど歩けど全然着かず。
結局40分位掛かってやっと『神宮徴古館』に到着。
6、7㎞は歩いたか?
同じ敷地に『神宮徴古館』『神宮美術館』『神宮農業館』があります。
まずは『神宮徴古館』から。
こちらは伊勢神宮のお祭りやそれにまつわる神宝等の展示があります。
天孫降臨や天野岩戸開き等の神話が印象的です。
続いて『神宮美術館』です。
こちらの美術館は結構普通(?)で日本美術、西洋美術、人間国宝の作品等幅広く展示しています。
特に伝統工芸の製作過程の説明は興味深いです。
漆塗りに絵を描いていく作業は素晴らしい。
最後に『神宮農業館』です。
こちらは神宮博物館の大元になります。
有栖川宮熾仁親王を総裁とした『神苑会』が明治天皇や全国有志の協賛により行った国家規模の計画だったそうです。
始めは総合博物館を建設予定でしたが、規模が大き過ぎるということで、まずは農業館を造ろうとなり最初に出来ました。
続いて『神宮徴古館』という順に出来たそうです。
稲作を中心とした農業の展示が主ですが、養蚕の展示が印象的です。
古代から蚕(カイコ)は神聖視されていたんですね。
ということで、全て見終わって再び内宮に歩き始めました。
これまた、少し距離があるんです
今回はここまでで、また次回続きを書きます。